愛し合って結婚したはずの旦那。昔は一緒にいられるだけで幸せで満たされていたのに、今は本当に幸せと言えるのか…そんな不安を抱えている人のために、旦那が好きか分からなくなったときの原因や対処法をご紹介します!
好きな人であることはもちろん、家族であるはずの旦那のことが好きか分からない。そんな思いを抱えている女性はかなり多いでしょう。「別れたい!」という強い意志はないにしろ、このままの状態で本当に大丈夫なのか…という不安はありますよね。
そんな風に不安に思っているのはあなただけではありません。実は、多くの女性がさまざまな理由から、旦那に対する愛情を見失ってしまうことがあるのです。
まずは旦那が好きか分からない心理を状況別に見ていきましょう。
多くの人が、何か大きなきっかけがあったわけじゃないのに、旦那のことが好きか分からなくなったという状況なのではないでしょうか?そう、むしろ思い当たる原因がないからこそ漠然と「どうしたらいいの」といった感情になるのです。
好きか分からないけど嫌いでもない。このような中途半端な状態が続くと、このままでいいのか、なんだか満たされないという気持ちになってしまうのですね。
中には、結婚して間もない新婚の女性であっても、旦那のことが好きか分からなくなる人もいます。新婚でこのような状況になった場合、結婚したことに対する後悔が付きまとうことになるでしょう。
「もっとゆっくり考えるべきだったかな」「この先うまくやっていけるだろうか」と、この先の結婚生活に大きな不安を抱えることになります。
妊娠中は夫婦関係が悪化しやすい時期とも言えます。女性は大切な大切な命をお腹の中に抱えているわけですから、精神的にも身体的にもいつも以上に大きな負担を強いられることになるでしょう。
そんな中、旦那の言動にイラつきを覚えることもあるかもしれませんね。それが積み重なると、「あれ、こんなはずでは…」と違和感を覚えるのです。また、ホルモンバランスの変化が精神に影響を及ぼす可能性も否めません。
産後に旦那が好きか分からなくなる人は、非常に多いと思われます。その理由は単純。旦那に構っている暇がなくなってしまうからです。自分の生活や感情のコントロールをするだけでも大変なのに、思い通りにいかない赤ちゃんが常に傍にいるわけですから、旦那のことに手が回らなくなるのは当然です。
気がついたら、「あれ、私旦那のこと全く考えてなかった」となるわけですね。
旦那のことが好きか分からないというよりも、むしろ「嫌い」という人も実は多いのではないでしょうか?現在ネット上には「旦那デスノート」なる悪口サイトができているぐらいですからね。
経済的な理由や子どもの存在など、さまざまな理由で離婚したくてもできない人がいるのは事実。そんな感情のままずっと一緒にいれば、「嫌い」もしくは「無」の感情に陥ってしまうでしょう。
なぜ、あんなにも好きだった旦那のことが好きか分からなくなったのか。その根本的な原因を見ていきましょう。特に、「何かきっかけがあったわけじゃないのに」という人は必見です。自分でも気づいていない感情を抱えているかもしれません。
ほとんどの人が抱えていると思われる原因は、旦那への不満です。口に出して言うほどでもない不満でも、積み重なるとそれが大きな不満になっていきます。たとえば、脱いだ服を脱ぎっぱなしにしたり、家事を手伝ってくれるものの雑だったり、休みの日にダラダラ過ごすだけで、嫁を気遣うことができない旦那など…
直接注意できれば楽なんですが、「ケンカになると面倒だから」という理由で、我慢をしている人は大勢いるでしょう。
自分でも気づいていないうちに、小さな不満が積み重なって「好きか分からない」「このまま一緒にいて私は幸せなのかな」という想いを抱えてしまうのです。
「好き」という感情にはいろいろありますが、おそらくあなたが思っている「好き」は恋愛感情でしょう。「好きか分からない=旦那に恋愛感情がなくなった」ということですね。旦那と一緒にいてもドキドキしない、一緒にいない時間の方が楽でいいと思っていることでしょう。
それは、特別おかしいことではありません。結婚したことで、旦那が好きな人から家族に変わってしまったのですね。自分の親や兄弟への感情を思い出してみてください。恋愛の「好き」ではないけど、家族として「好き」なはず。旦那に対する気持ちも、そのように変わってしまったのではないでしょうか?
こちらは、かなり分かりやすい原因ですね。いくら結婚しているとはいえ、他の異性を全く意識しないという人は、いないに等しいでしょう。誰だって素敵な異性を目の前にすれば、少しは意識してしまいます。その感情が止められなくなったら…
その人のことを好きになる。さらに言えば、不倫関係になる可能性だってあります。他の特定の男性を意識している間は、旦那のことが目に入らなくなるでしょう。
誰にだって”慣れ”はあります。一緒にいることが当たり前の存在になってしまうと、そのありがたみが分からなくなるもの。
逆を言えば、人は手に入らないものほど欲しくなる性質を持っています。結婚する前に「この人と結婚したい!」という気持ちが強ければ強かった人ほど、結婚生活がマンネリしてしまうと、そのギャップに悩まされることでしょう。「自分が思い描いていた理想の結婚生活じゃない」と現実を思い知らされることになるのです。
ただし、この感情が原因の場合は、2人の関係性に変化があれば「熱」を取り戻すことができるはず。例えば、引っ越しや妊娠。また、ケンカや離婚危機などもそれに含まれます。要するに刺激が足りていないのですね。しかし、それを乗り越えれば、強い絆が生まれるはずです。
「好きか分からない」と気づいてしまうと、どんどんこの先の生活に対する不安が大きくなってしまいます。好きか分からない相手と、この先も一生一緒にいるのか…と想像すると、なんだかゾッとしますよね。
では、今の感情を乗り越える方法をご紹介します。
結婚してから何年経っても旦那のことが大好き!そう言える関係性が理想的ではありますが、実際には難しいでしょう。なぜなら、恋が愛に変わるからです。「好きか分からないけど、旦那のことを大切な人だとは思える」そんな人は、”他人への恋”から”家族への愛”に変わっているのだと捉えましょう。
そもそも結婚は恋愛の延長線上にありますが、恋愛ではありません。もっと安定していて現実的なものなのです。
恋する気持ちは味わえないかもしれませんが、飾らずに一緒に居られる家族として受け入れてみてはいかがでしょうか?
旦那に対しての不満が積もりに積もっている方は、1度思いきって吐き出してみましょう。「ずっと我慢してたんだけど…」と不満をぶちまけてみるのもありかもしれません。そうすることで、ケンカになる場合もあるでしょう。
ですが、ケンカをしてもきちんと話し合ってお互いの感情を吐き出すことで、もっと絆が深まる場合もあります。また、相手にも不満がある可能性もありますよね。
我慢は蓄積します。一気に爆発する前に小出しにしていくといいですよ。
「好き」という感情がどうしても欲しい、もしくは旦那のことが「嫌い」という人は、この機会に離婚を現実的に見てみるのもいいでしょう。
もし、旦那と離れたとして、1人で(もしくは子どもと一緒に)生活できるか。住む場所は?収入は?親には何て話す?などなど、離婚はかなりの精神力を必要とします。そこまでして、旦那と離れたいかどうかを考えてみましょう。離婚するぐらいなら、今の状況を良い方向に変えていく方が楽な道である可能性が十分にあります。
少なくとも、「別れた方がいいのかな…」と迷いがある段階での離婚はおすすめしません。
恋愛の感覚で結婚をしてしまうと、いつか物足りなくなってしまいます。旦那は私のことを愛してくれてない、旦那にドキドキしない、一緒にいても楽しくないなど…
でもよくよく考えてみましょう。旦那との関係は家族なのです。お父さんと一緒にいても楽しくない、ドキドキしない…なんてことは普通考えないですよね。その感覚と一緒です。
旦那への気持ちを考えるよりも、2人の生活や本当の意味での夫婦の在り方をしっかりと考えてみましょう。きっと他にもたくさんのメリットがあることに気づけるはずです。